基準がないからこそサービスレベルは大事

一口にお葬式といっても、現代においてはそのやり方はまさに人それぞれになっています。

かつては檀家制度によって地元のお寺さんとの繋がりがあり、人が亡くなればそのお寺からのお葬式となっていたものです。

このような風景は今やほとんど絶えてしまったといえ、これに代わって葬儀を執り行うのが葬祭業者です。

現在全国には葬祭業を営む業者は6千社あるとも言われます。

地域によって多い少ないはあるにせよ、大手だけでなく地場の業者もかなりあるということです。

そのように多くの業者があるのですから、サービスのレベルはそれこそバラバラです。

同じようなサービスであっても、かかつ費用ももちろん業者によって違います。

葬祭業は許認可が必要ありませんので、サービスの内容は自由に決められるのです。

自由競争といえば聞こえはいいですが、じっくり選ぶ時間も心の余裕もない中であれこれ決めていかないといけないお葬式の場では、こうした事がかえってアダとなってしまう場合もあります。

そこで一定のサービスレベルを示すガイドラインを制定しているのが、全日本葬祭業協同組合連合会です。

小松市であれば、この連合会の下部組織である石川県葬祭業協同組合に加盟する各葬祭業者であれば、このガイドラインに沿ったサービスレベルがあると思ってよいでしょう。

標準的な基準というものがない代わりに、こうした団体に加入している事がひとつの証明にもなるのです。

小松市で葬儀を予定しているのなら、まずは石川県葬祭業協同組合加盟店にご相談されるのがおすすめです。